よるのしじま

ニートの季節

或るニートの朝2

夜明け前、いつものように眠剤を流し込む。

 

いつものように朦朧した頭で、いつものように、無性に淋しかった。いつものように感傷的で、いつものように憂鬱なもうろう状態。

今朝は少し浸り過ぎたようで、気づけば朝を迎えてしまった。

 

最近は…というかここ数カ月は、この明け方の朦朧の為だけに一日をやり過ごしている。

ほかには本当にろくな事をしていない。死んだ様な日々だ。

 

障子越しの水色には、もはや夜の残滓は感じられないが、副作用の残り滓がどこかへ行きたいと叫ぶ。

日中の外出への不安も朦朧で包み込み、自転車を引っ張りだせば朝に走らせた。


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いつもの朝日を拝みいつものコンビニに向かう。食料諸々を買ったのち、コンビニ近くの知らない公園へ。

休日のまだ閑静な公園、ベンチに座って早朝の瑞々しい空気と煙草の煙を取り込む。

朦朧とした頭は未だに妄想を吐き出し続けているが、そんなのはぼんやりと無視しつつ煙を吐き出す。芝や雑草が青々しい。朝露が陽の光を思い思いに煌めかせていた。

 

早起きの老人がやって来たので、すぐさま自転車に飛び乗り帰路につく。

 

全身で忌々しい朝の風を感じながら、薬で呆けた顔で漕いだ。

そうやってなんとか家まで辿り着き、コンビニで買った食料を口へ運びながら、今これを書いている。

 

今食べているのはおろしうどんだが、こんなもん買った覚えは無い。ついさっきの出来事ではあるけども。

第一、うどんを食べるなら冷凍うどんのストックがある。

まあこれも副作用だから仕方ないけど、たまに呻きたくなる様な行為をしでかすから困る。

まあ、そんなのが最近は日常茶飯事。

 

 

それで…現在に筆が追いついてしまった。

 

ああ…早く夜にならないだろうか…('A`)